副業としての行政書士って?~気を付けるべきポイント~

こんにちは!

関東は梅雨が明けて、暑い日々が続いていますが皆さんお元気ですか?

私は冷たい蕎麦とアイスしか食べたくない程度には夏バテしています🍧

皆さんも水分をたくさん摂って、熱中症にならないようご自愛ください!

 

さて前回は、兼業としての行政書士について言及しました。

今回はその続きです!ではいってみましょう💪🔥

就業規則に違反してないか?に注意!

行政書士法上、特に副業を禁止している規定はありません。

ただ、かけもちで働いている勤務先の方はどうでしょう?

そこの就業規則に副業禁止の決まりがあれば、就業規則違反という事になってしまいます。

なので必ず行政書士として登録をする前に、会社の就業規則を確認しましょう!

私の場合は、事前に勤務先である法律事務所に確認してOKをもらっています。

また探偵事務所も開業しましたが、探偵業法においても特に副業禁止する規定はありません。

行政書士の登録の際にはほかの仕事をしながら行政書士登録をする場合、単位会によっては誓約書を提出する必要がある場合もあるので注意が必要です⚡

兼業するならどんな業種?

元々仕事をしていてそこで勤務しながら行政書士としても仕事をするのであれば、その仕事を続ければよいと思いますが🤔

もしこれから行政書士以外の仕事を探すのであれば、できるだけ関連性のある業界や、今後役に立ちそうな業種を選んだ方がお得だとは思います!

例えば士業事務所なら集客の仕方や受任の流れ、顧客管理など色々学べると思うので✨

また関係ない業種でも、営業として働くうちに営業スキルが身についたり、そこでできた人脈が行政書士の仕事にも活かせたり。

行政書士の専門分野が決まっているなら、そこの業界で働くのもいいと思います!

例えばご自身が建設業の許認可を専門にしたいなら、建設業界で働くなど。

業界について詳しくなる事で、行政書士としてもクライアント側の立場から物事を考える事ができたり、より具体的な提案ができるのじゃないかなと思います😌

基本的にはこの業種はNG!というものは特にないとは思いますが、しいていえば休日が完全土日祝日のみというところは、可能であれば避けた方がいいかもしれませんね💦

やはり許認可を専門にされるなら平日が休めないとどうしても不利です。

またBtoBのビジネスをされるなら、平日の日中は連絡が取りづらいのも致命的です。

離婚や相続など、いわゆる民事法務を扱う場合は、個人の方が相手になるので比較的土日のみでも動きやすいとは思います。

けどそれでも役所にまったく行かないという事はないので、できれば平日休みをとりやすい職種であればベストではないかなと🌀

すべてを兼ね備えたパーフェクトな仕事というのはなかなかないとは思いますが(笑)、あとはご自身がどこを重要視するかじゃないかと思います!

私の場合は法律事務所として勤務するうちに知識が得られたり、主に弁護士ですが他士業の繋がりができたりというのはとても大きかったです😌

また探偵事務所も並行してますが、こちらも探偵の方で浮気の証拠が取れた人を行政書士として離婚協議書を作成して公正証書にしたり、行政書士として関わった事業者さんが調査を必要としている時に力になれたりと相乗効果があります。

行政書士として対応できない案件の場合は提携他士業に紹介やパスしたり、お客様があちこち探さなくてもワンストップで繋いであげられるような枠組み作りを目指しています。

そういう意味でも、これまでの経験は役に立っていると思います🍀✨

兼業行政書士としてやっていくのか?専業になるのか

これについては人それぞれ状況が違うのでどちらがいいって事はないですが、どちらにせよある程度のビジョンが自分の中にあった方がいいとは思います!

これからも本業は本業で続けて副収入として休日に行政書士をやるのか。

それとも専業で行政書士をやりたいけど、最初は収入も不安だし保険的な感じで他の仕事と兼業するのか。

前者であれば本業に支障の出ないキャパを把握した上で、自分の働き方に合わせた専門分野を選ぶのがよいのかなと🤔

また後者の場合は、期限なり売上なり「○○になったら専業でやってく」とある程度目標を立ててやっていく方が気持ち的には安定すると思います✨

じゃないとどっちも中途半端で一体自分は何をしたいのか?という事にもなりかねないです…!

これは自戒も込めてですが。笑

まとめ

前回と今回で語った兼業行政書士のいいところ・悪いところをまとめてみました。

メリット

・安定した収入が確保できる

・業種によっては仕事を行政書士業務に活かす事もできる

・人脈が広がる

デメリット

・体力的にしんどい

・プライベートな時間がなくなる

・動ける範囲が狭いので、行政書士業務をあまり拡大できない恐れがある

こんなところでしょうか。

ただしこれは開業2ヵ月のぴよぴよいってる一新人行政書士の感想なので、すべての人に当てはまるわけでもないしあくまで参考程度に考えてもらえたら幸いです🐣

私自身働き方については試行錯誤しているところですが、現時点で感じた事を書いてみました。

少しでも今後開業を考えてる方の参考になればうれしいです!

ではまた感想などお待ちしています🙏

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