こんにちは!
いよいよ年度末、明日からは新しい年度の始まりですね!
4月はますます新人行政書士さんがデビューするんじゃないかと思います🌸✨
「開業したはいいけど、実務ってどうやるの…?」
ほとんどの人が最初にぶち当たる壁だと思います。
私もそうでした!今でも初めての業務は毎回そうですが😂
そこで今回は具体的な業務のやり方について、少しでも参考になればと思ってブログにしてみました。
テーマは今が旬の、事業復活支援金についてです!
需要も多く仕事も取りやすいので、初めての業務としてはおすすめです。
それではいってみましょう✨
そもそも事業復活支援金ってなんなの?
詳しく説明するとそれだけで終わってしまいそうなので、詳細はwebで!と言いたいですが(笑)
ざっくりいうと、コロナの影響で売上の減った個人事業主または中小法人に対して、国が給付するお金です。
補助金などと違って使い道は問わないし、また採択された方とかではなく要件を満たしてさえいれば誰でももらえます!もちろん融資ではないので、返す必要もありません。
コロナの影響と言っても直接的ではなく、顧客がコロナの影響を受けてなど間接的なものも含まれますし、また今回は飲食店も対象になるのでかなり多くの業種が対象になります。
そのため国の予算も2.8兆円とかなり多く見込んでいるのですが、まだまだ自分が対象じゃないと思っていたり、また存在自体を知らない方がたくさんいます🥺
これまでも似たような趣旨の支援金として一時支援金や月次支援金などもありましたが、そちらは飲食店は対象外だった為、飲食店の方は今回ももらえないと思っていたり。開業特例に当たるのに、最近開業した人はダメだと勘違いしていたり。
また私が事業復活支援金で関わった経営者さんで、一時支援金や月次支援金も対象だったのに知らなかった、もっと早く知りたかったという方もたくさんいました。
そういった方たちに周知してあげたり、事前確認をしたり、また申請の仕方がよくわからないという方をサポートしてあげることが私たち士業の役割として求められています。
50万でも100万でも、そのお金があれば助かるという方はたくさんいると思いますので✨
事業復活支援金。基準期間や対象月をどこにするか、青色か白色か、開業時期等により給付額など異なる事がありややこしい…。本当は上限額貰えるのに勘違いしてて、私が見直して計算した結果50万円受給対象になった方が昨日だけでも2名いた。諦める前に相談してほしいです😌#事業復活支援金#事前確認
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) March 18, 2022
行政書士はどんなことができるの?
事業復活支援金は、事前確認というものを経て始めて申請できる仕組みになっています。
持続化給付金で悪質コンサルなどによる不正受給が相次いだというニュースも記憶に新しいと思いますが、その影響もあり事前に①事業を実施しているか、②新型コロナウイルス感染症の影響を受けているか、③事業復活支援金の給付対象等を正しく理解しているか等を登録確認機関がチェックすることになりました!
登録確認機関というのは、事業復活支援金の事務局が定めた士業や金融機関や商工会議所などで、行政書士もその対象になっています。
ただ黙っていれば自動的に登録確認機関になれるわけじゃなく、申し込みが必要です!
2022年4月15日までのようなので、まだぎりぎり間に合いますw
こちらのフォームから申請できるので、今からでもやってみたい方はぜひ✨
https://tourokukakunin.jigyou-fukkatsu.go.jp/tourokukakunin/s/
また行政書士は事前確認のみならず申請の代行も可能です。
一時期は、中小企業庁の発表した文章がややこしい為混乱を招いていましたが。。笑
日行連から「行政書士は有償代行可能」との連絡文が来たという事もあり、問題なく申請代行も可能という解釈に落ち着きました。
事前確認は必ず登録確認機関に依頼しないとできませんが、申請は事業者本人でもすることはできます。
ただ、正直かなりややこしいです…!
オンラインのみでの申請なので、特にPC操作に慣れない方やお年寄りの方など🥺
また事前確認では書類が揃っているかチェックを行うので、こちら側からすると書類さえ揃ってればあとは申請をするのも手間はあまり変わりません。
なので私は基本的には申請代行もおすすめするようにしています。
また登録確認機関の役割としては、宣誓内容が正しいかなど、申請希望者が給付対象であるかの判断・確認、給付額がいくらかの案内までは求められていません。
とは言え聞かれるとつい答えたり、あれっ?これ大丈夫?って思った人には事前確認のみの場合でも聞いたりしちゃいますが😅
本来はそこまでサポートするのであれば申請代行までしてあげるのがお互いの為かな、とは思います✨
最後に
ここまでは事業復活支援金の趣旨や成り立ちなどのお話でしたが、次回の記事では実際の業務の進め方について言及しようと思います。
よろしければ引き続きそちらもご覧くださいませ🙏