こんにちは!
気が付けば7月も終わりですね。なぜ1か月が終わるのはこんなに早いのか…
毎月のことながら、何をしていたかまったく記憶がありません(笑)
さて今回のブログのテーマは、「探偵」についてです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私は行政書士と探偵を兼業しています。
私は最初に探偵を始めたのは学生の時、友達の彼氏が探偵をやってると聞いて気軽なノリで弟子入りしたのがきっかけでした。笑
そこから大手探偵社を経て、ブランクはありますが、行政書士を開業するにあたって自分でも始めたのが3回目の探偵という事になります。
探偵を開業しました!
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) June 17, 2021
以前探偵として働いていた経験を活かし、いつか自分でもやってみたいと思っていたので。
一度きりの人生好きな事をやろうかと🔍✨
大手探偵社と提携しているので、全国での調査可能です。
DMなどでお気軽にご相談下さい🙌
今後は行政書士兼探偵としてよろしくお願いします🕵️♀️ pic.twitter.com/hZKxBlduSI
そこで私ならでは語れる、探偵とは何か、行政書士と探偵の関係について、また兼業していることのメリット・デメリットなどをお話しようと思います!
探偵というと謎に包まれた存在、そんなイメージの方も多いのではないでしょうか?
その実態を少しでも身近に感じていただければと思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ🕵✨
そもそも探偵って何?どんなことをするの?
まずはここからですよね!
初対面の人には、探偵ってどんなことするの?と高確率で聞かれます。
そのように聞かれた時は、尾行と張り込みと聞き込みですと答えています。
謎解きはしません🕵笑
あまり知られていませんが、実は探偵業の業務の適正化に関する法律(以下、探偵業法)という法律がちゃんとあり、探偵業を営むものは遵守しなければいけません。
この法律の歴史は比較的新しく、それ以前はそれこそ誰でも探偵を名乗る事が出来たため、悪徳な業者が横行したりしていました。
それを取り締まる為平成18年に探偵業法が施行され、警察を経由して公安委員会に届出制になったのもそれからです。
探偵業法における探偵の定義とは以下のようになっています。
- 「他人の依頼を受けて」
- 「特定人の所在又は行動についての情報」
- 「面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行う」
なのでこれらに該当しない、信用調査・盗聴発見・実地の調査を伴わない所在調査・市場調査・資料調査、また単に電話やネットを用いた情報のみにより調査を行うだけの業務などは厳密には探偵業務ではありません。
もちろん探偵業務に付随するものではありますが、上記のような調査だけを行う業者は探偵業とは言えません。
探偵の本分は、やはり尾行・張り込み・聞き込みということですね!
ただ探偵は免許制ではなく、要件を満たして届出すれば誰でもなれてしまうので、正直探偵と名乗ってほしくない業者もいます…。
それは業界全体で是正していかなきゃいけないし、私も業界のクリーン化に貢献したいという気持ちも常に抱いています🔍
実際にはどんな依頼が多いのか?
問い合わせベースでいえばありとあらゆるものが来ますが、案件化しやすいのは断トツで浮気調査です。
探偵の仕事で受任になるのは浮気調査が1番多いけど、相談はありとあらゆるパターンが来る。お金貸した相手を探してほしいとか犬を見つけてほしいとか、よなよな壁をすり抜けて何者かに侵入されてるとか。
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) May 15, 2022
外に出ると赤青黄色のビームに照らされてると相談された事もあるけど、それは信号だと思うんだ。
というのも、浮気調査は金銭的なメリットに繋がる(離婚や不貞の慰謝料など)可能性が高く、依頼する側としてもお金をかけた見返りが期待できるからです。
理由はそれだけではありませんが、やはり探偵の費用は高額なので、単なる人探しやストーカーの調査などでそこまでお金をかけられる人は多くありません。
ちなみに探偵の費用が高額になるのも、けっして単なるぼったくりというわけじゃなく必然的にそうなる理由があります。
まずは広告費が高いこと。
個人で紹介のみでやっているようなところは別として、大手の探偵社は莫大な広告費をかけています。
一説によると最大手のところで月に1億円を下らないとか…😳
なぜそんなに広告費が高額になるかというのも理由がありますが、話が逸れすぎなので割愛します。笑
二点目として、依頼者が思っているよりも調査員の人数が必要なこと。
簡単な調査だから一人でいいでしょなどとよく言われますが、徒歩で追っている対象者が急にタクシーに乗ったら?トイレに行ってる間に対象者が動いたら?
調査中は常に目を離せないですし、チャンスは一瞬です。
それをカメラに収めるためには、対象者の行動パターンや交通手段、建物の出入り口などあらゆる状況を想定して最適なチーム編成で動きます。
なのでどうしても極端に安い費用での調査というのが難しいのです。
もちろん個人事務所などで一人でやってる探偵もいますが、証拠をつかむ精度はどうしても下がると思います…!(探偵の腕にもよりますが)
ちなみに探偵業界も調査員は外注が浸透してきて、最近はどこかに所属せずにフリーでやってる調査員も多いです。
私も現在は行政書士業務がメインなので、ご依頼をいただいたら提携先の探偵社やフリーの調査員に声をかけて調査をお願いしたりしています。
拘束時間も長いし急に駆け付けなければいけなかったり、依頼者や調査員との連絡も24時間体制だったりで、行政書士をやりながらだと完全な両立が難しいのが現状です。
探偵の時、新規相談者からの電話は24時間休日も出ていた。深夜寝ててもべろべろに酔っ払っててもデート中でもトイレでも…笑
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) January 15, 2021
今も当時の社長から「お前みたいな女はいない」と語り継がれていてあの頃があって今の私があると思う
あんな無茶はできないけど、開業しても相談者からの電話は大事にしたい
とはいえたまに現場に出たくてうずうずする事もありますが…笑
最後に
今回は探偵とはなんぞや、という部分をメインにお話させていただきました。
少しはイメージができたでしょうか?
次回のブログでは、探偵と行政書士のかかわりなどについても語っていこうかと思います!
お楽しみに🕵