こんにちは!
前回の記事では合格した年に使ったテキストなどを少し紹介させていただきました。
今回はその中でも一番使い倒した、肢別過去問集を使ってどんな学習をしていたか書いてみようと思います✨
なお肢別過去問集とは、早稲田経営出版から発売されている過去問集です。
1,000ページ近いページ数を誇り、その分厚さはもはや鈍器です😇
私が現役受験生時代によく見ていたYouTuberの「行政書士独学応援」というチャンネルの佐藤先生がお勧めしてたという事もあり、深く考えずにとりあえず買いました!
なので他の問題集はほぼ使っていないので比較はできないしもっといい問題集もあるのかもしれませんが、今でも人気はあるようだしいい問題集だと思っています✨
けっして回し者ではないですが。笑
それではいってみましょう💪
①読み物として使う
これは私の尊敬しているめっちゃ頭のいい弁護士の先生に教えてもらった学習法です。
問題集は解く事が目的ではなく、読み物として使いなさいとしつこいぐらいに言われていました!
確かに正解か不正解かに重点を置いてしまうと、ちゃんと理解していなくても正解である事に安心してしまい、解説なども飛ばしてしまったりしかねません。
過去問は繰り返し問われるとは言え、まったく同じ問題は出ません。
大事なのは単にその過去問を「正解」する事ではなく、そこで問われている論点を「理解」することです。
なので問題を解く事は二の次に、きちんと問題を理解して出題趣旨を考えながら、しっかり解説を読み込む事に意義があるのかなと思います✨
②答えを覚えてしまうことに注意!
これは肢別過去問集に限らずですが、同じ問題を解いていると、どうしても答えを覚えてしまう事はあると思います。問題を解く前から、このページは全部「〇」だったな~とか。笑
特に回転数が多くなると、どうしても何回も解いた問題は答えを覚えがちです。
自分ではそんなつもりじゃなくても、何十回もやっていれば体が覚えてしまいますよね😅
なのでただ何十周も回した、というだけで勉強したつもりになっているのはとても危険だと思います!
同じ事を問われていても、ちょっと表現や角度を変えた設問になったら解けなくなってしまったり。。
とはいえ何度も繰り返し解く事が必ずしも悪いわけではありません。
読み物として何度も解説とセットで読んだり、ただ漫然と解くのではなくきちんと問題の論点やキーワードを意識しながらの勉強であれば、回数を重ねる事で知識の定着にも繋がるかと思います✨
③高速で回してみる
元はと言えば問題を解くのが遅くて、本試験までにどうにかせねば!と編み出したのがこの方法です。
体育会系の部活のように、ひたすらやって体に叩き込ませるしかない!と思い(笑)、ある日思い立って肢別過去問集を一日で全部解いてみました。
自分の圧倒的な弱点に気付いた…解くのがめちゃ遅い!特に民法!
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) September 10, 2020
普段過去問回してる時はそんなに時間かかってないと思うんだけど、模試とかで時間計ってやるとなぜか時間ほぼ残らないし下手したら終わらなかったり…
これ致命的だから本番までに何とかせねば🥺
誰か時短テクニック教えてくださいー!
今日1日でこれ1冊解いた!
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) September 23, 2020
892ページあるので推定2〜3千問ぐらい?
時短で解く訓練の為早く解く事だけを目的にしたので解説は一切読まず無心で解いて、ジャスト8時間🌀
普段じっくり解くと1週間〜10日かかってたので、これまでの最短記録!笑
できてるかどうかはともかく、なんかやり切った感はある😇 pic.twitter.com/k5pYVkbDdF
これが個人的には大正解!
おおげさじゃなく、この日から世界が変わって見えたり、時間の流れが違って感じたほどです😂
球がゆっくり見える的な。笑
この時はあくまで『速く解く』ことに特化した訓練として、正解率は気にせず解説すら読まず、ほぼ思考停止状態で自分を問題を解く機械と思ってやっていました。
翌日解答を読みつつ答え合わせをしたところ、驚くべきことに普段以上に正解率もよかったです😳
恐らく速く解こうとすると自然と文中の重要なポイント=キーワードを探す癖が鍛えられたんじゃないかと思われます!
このキーワード反応というのはすごく大事で、どんな試験も問題の中にはキーワードが潜んでいるので、結果的にはそこを意識する訓練にも役立ちました。
もちろん解く速さも格段に上がり、いつも模試では下手したら見直す時間がなかったのが1時間ほど余るようになりました。
あと「私は肢別を一日で解いた女だ」という謎の自信も身に付きました(笑)
昨日肢別過去問集を1日で解いてみて、今日は答え合わせと間違った箇所の解説を読んだ
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) September 24, 2020
スピード重視で雑に解いたので答えはどうでもよかったんだけど、まさかの普通に解いた時より正答率高くて謎の感情に襲われてる😂
前回間違えた時の付箋こんなに剥がれたよ…
えっ雑に解くのが正義って事?(混乱) pic.twitter.com/tvb48pV0R1
④間違えたところや理解できていない問題を重点的に
最初の数周は全体的に回していましたが、時間もあまりないのでより効率的にやるべく、途中からは間違えた問題や苦手な箇所だけを解いたりしていました。
私の場合はこのようにオリジナルの肢別専用解答用紙を作って、論点や科目ごとにどこが自分の苦手点なのかを分析しました。
肢別問題集が5周目終わって解答欄なくなったのでオリジナルで作ってみた。仕事の合間に。笑
— maki🌸行政書士🏵×探偵🕵️♀️ (@xxxxx_girl) September 28, 2020
解答欄に答え入ってると先入観でバイアスかかるし(毎回◯だとチョロいなとか)正答率も出しやすいし、間違えが多い論点=弱点が一目瞭然。
天才かよ(いや暇人かよ)
さっそくこれ使って勉強してきます✍️🔥 pic.twitter.com/DACSJT2Aep
なんとなく自分が〇〇が苦手と思っていても意外とそうでもなかったり、また得意と思ってた点が理解できてなかったりするものです😅
そして解答のチェックボックスにも単に「〇」「×」ではなく、「A」「B」「C」段階の自己評価を記入するようにしました。
〇や×だと正誤しかわかりませんが、A=完璧に理解できている、B=迷ったが正解できる、C=不正解、正解はしたがまぐれみたいに自分の中で定義を作っておく事で、C=苦手分野だけを集中して学習するなど効率的な学習が可能になります。
最終的には全体を通して回したのは確か6周、一番多い問題で10回以上は解いたと思います。
まとめ
以上が私流ですが、肢別過去問集の使い倒し術です。
たまたま使ったのがこちらでしたが、他の過去問でも応用できるのではないかと思います!
少しでも参考になれば幸いです🍀✨